喜多方の人たちは本当にラーメンが好きなんです。一般の方でも年間300杯食べる人もいますし、お店のスタッフなら普通に食べています。私もプライベートも合わせると900杯は普通に食べています。別にラーメンインスタグラマーとかじゃないんですけど（笑）、喜多方ではそれが普通なんです。「喜多方ラーメン」の味の大前提はそこにあるんです。食べ飽きない、毎日何回でも食べたくなる味じゃないと地元の人たちが困ってしまうんですね。もちろん私も（笑）
喜多方ラーメンと言えば「醤油」「チャーシュー」と思われていると思いますが、地元の人たちは本当に多種多様な味を好みます。味噌、塩、つけ麺、まぜ麺、そこに強い縛りはなく「ラーメン」という食べ物を広い枠で愛しているのが喜多方の人たちです。たくさんの銘店がありますが、その“のれんの数”だけ味の種類があって、私もラーメンが大好きなのでずっと飽きずに楽しめます（笑）。当店「はせ川」も様々な限定メニューに挑戦して、どんどん進化していきたいと思います。花月嵐さんとのコラボも最高の刺激になりました！！
日本屈指のラーメンのまち「喜多方」で、高い評価を受けるラーメン店「はせ川」。その味を生み出しているのは「ご当地ラーメンブーム」を幼い頃に体験し、初代店主のお店を20歳で受け継いだ２代目店主・長谷川大輔氏。醤油、味噌、塩、つけ麺、まぜ麺、今や世界食となって進化を遂げるラーメンの概念を全力で取り入れ、日々「新たなチャレンジ」を続けている。タクシー運転手が選ぶ“おすすめラーメン店”第1位にも選ばれるなど、地元の人たちにも深く愛されている。
