花月嵐TOP > メニュー > 期間限定メニュー > 期間限定メニュー「燕三条系ラーメン旬香」

通常の『長ネギ』ではなく荒く刻んだ玉ネギを使用。魚介の苦味を洗い流す爽快なシャキシャキ感!

スープが冷めないようにと蓋(ふた)の役割を果たす背脂。実は背脂チャッチャ系の元祖は燕三条とのことだ!

スープの表層に浮かんだ背脂のこってりと相対する爽快なる海の恵みの海苔。独特の食感もクセになる!

スープは軽めに取った豚骨と煮干しの掛け合わせ。最後に『煮干し粉』を後掛けすることで、よりそのインパクトが強調される!

ワシワシと食べ応えのある200gのボリュームのある平打極太麺を使用!

伝統的なラーメンの定番具材であるコリコリとした歯応えのメンマと花月嵐ならではの豚バラ肉のチャーシュー2枚の盛り付け!

「燕三条系ラーメン」の発祥は燕市にあった「福来亭」とされている。燕三条の地域に点在した、高温で力仕事の多い環境の洋食器の工場は昭和の高度成長期に、これ以上ないほどの好景気を迎えていた。そのために一時の時間も惜しんで仕事に没頭できるよう考案されたのが工場で働く人の力になる出前料理だったのだ。汗をかく環境なので塩っけの多い味にし、出前のために伸びにくい極太麺が採用され、またスープが冷めない様に、そして塩っけの強いスープにまろやかな旨味を足すための背脂が用いられたという。そうした経緯がありこの地方のソウルフードとなる『燕三条ラーメン』が誕生したのである。ちなみに、今日ではお店によってはスープに浮かぶ「背脂」の量も選ぶことができ、「中油」「大油」「鬼油」という、これまた個性的な愛称で親しまれているそうだ。

日本列島のほぼ中心部に位置し日本海に面する新潟県は地理的には4つの地方に分けられるという。 魚沼地方の「コシヒカリ」に代表されるように日本一の米どころであることは余りにも有名。また日本海での漁業が盛んであり、そして積雪地帯であることからスキー場が多い事も広く知られている。

新潟県と言えば米どころ。天下の「コシヒカリ」の美味しさは、もはや説明不要ですよね!

新潟県は新鮮な魚介の宝庫。「のどぐろ」は上品な味わいで「白身のトロ」とも称される高級魚!

県内には約90もの酒蔵があるという日本酒は米どころ新潟県の代名詞の一つですよね!

日本一の作付け面積の新潟の枝豆。香り高い、甘みのある『茶豆』が地元の居酒屋でも人気!

杉の板で作る「わっぱ」に薄口出汁で炊いたご飯と旬の魚介を盛付けし、蒸し上げた名物!

「ふのり」をつなぎに用いる蕎麦。「へぎ」と呼ばれる器に一口大に盛り付けられ提供される!

「わっぱ」という器に熱した石を投入し、だし汁を煮立たせるという磯の風味が漂う漁師料理!

薄口醤油の出汁で煮込んだ具沢山の汁物料理。冷して食べるのが特徴という新潟名物!

トマトをたっぷり使ったミートソースをかけた太麺の焼きそば。新潟B級グルメの代名詞!

甘辛の醤油ダレにサクサクかつをサッとくぐらせ丼に!卵で閉じないのが新潟流とか!

黒砂糖の素朴な味わいとモッチリとふわふわな食感が楽しめる屋台では人気のお菓子!

カレー粉と塩を絶妙に調合したスパイスが効いている、迫力満点な大人気の唐揚げ!

「越後三大花火」は有名で、信濃川を舞台に行う「川の長岡」、日本海に打ち上げられる「海の柏崎」、そして世界最大の大きさを誇る四尺玉が打ち上げられる「山の片貝」を指しそのように称されるのである。その中でも「川の長岡」こと「長岡まつり大花火大会」は「日本三大花火」の一つにも数えられる程だという。

世界からも高い評価を得ている燕三条の物作りの技術。iPodの裏面の鏡面磨きや、ノーベル賞晩餐会でのカトラリー等が採用されているのは有名な話である。 ところで一言で「燕三条」と表記されることが多いが実際は、洋食器産業が盛んな隣接する燕市と三条市をひとまとめにしたエリアを指す名称である。 燕三条で金属加工が盛んになったのは江戸時代のこと。信濃川の氾濫が頻繁にあり稲作が思う様に出来なかったのだ。そこで燕三条の人達は別の仕事を模索しなければいけなくなった。 そして、この地がi元々鍛冶が盛んだったこともあり「和釘」の生産が盛んになり、燕三条に金属加工を施した洋食器産業が栄えるようになったそうである。 そしてそんな人達を励ます力の源として『燕三条系ラーメン』は生まれ、燕三条の地にしっかりと根付いていったのである。 さて、今日では地域の産業を盛り上げる一環として、i匠の技を見学したり実際に、物作り体験ができる工場や施設が多くある そうだ。もし燕三条の地に出向く機会があったなら、是非ラーメンのみならず、洋食器の真髄も、じっくりと味わいたいところだ。


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