戦後間もなく誕生したと言われる「富山ブラック」。
その名前が広く知られるようになったのは、ご当地グルメが注目されるようになった2000年代に入ってからのことです。
当時は「富山ブラック」という名前ではなく、他の地域と同じように「中華そば」として親しまれていました。肉体労働者の塩分補給やご飯のおかずとして食べてもらうため、濃い味付けで作られたのが始まりだと言われています。
醤油ベースの真っ黒なスープがインパクトを与えるこの中華そばは、富山市を中心に広まり、長い年月を経て、各店舗の工夫やこだわりによって、現在ではあっさり系から塩辛さが際立つものまで、さまざまな味わいが楽しめるようになりました。
「富山ブラック」が全国的に有名になったのは、2009年頃。当時、日本最大級と評されていた東京のラーメンショーで、「麺家いろは」が優勝を果たしたことがきっかけと言われています。2月の期間限定ラーメンはその「麺家いろは」と花月嵐のコラボラーメンが登場します!
麺家いろはと花月嵐がタッグを組むのは2018年12月以来、約6年ぶり。今回のコラボに携わった「麺家いろは」創業者の栗原清さんにお話を伺いました!
Q.再び花月嵐からコラボの話が来たとき、どう感じましたか?
「お!また来たか!」という感じで、とても嬉しかったです。大変光栄に思っています。
Q.一言で「富山ブラック」と言っても、さまざまな種類がありますが、麺家いろはさんのラーメンの特徴は何でしょうか?
まず、「食べやすさ」を大前提に作っています。魚醤を長時間煮込むことで、スープは真っ黒ですが、旨味が凝縮されていてあっさりと食べられるのが特徴です。特に、魚の風味がふわっと香る点が、麺家いろはならではの「富山ブラック」だと思います。
Q.東京のラーメンショーで5回優勝されていますが、初めて出店されたときのお客様の反応はいかがでしたか??
最初は「珍しいから食べてみよう」という方が多かったですね。それと、「富山ブラック」という名前のインパクトで興味を持ってくださる方もいました。 最初のきっかけはそんな感じでしたが、その後、リピートしてくださるお客様が増え、何度も来ていただけるようになりました。 同じイベントに連続で出店してこれだけ多くの方に足を運んでいただけたのは、本当にありがたいことです。
Q. 麺家いろはの「富山ブラックカレー」についてもお話を聞かせてください!
いろはのブラックカレーは、ラーメン屋ならではの特徴を活かして美味しさを追求しました。鶏ガラや魚貝出汁などをベースに、16種類のスパイスを加えることで、 日本のカレーでありながら少しエスニック風な味わいも楽しめる一皿になっています。今回は花月嵐さんと開発したブラックカレーもラーメンと一緒に販売できるということで、大変光栄に思っております。
Q.最後に、お客様へメッセージをお願いします。
ぜひ今回コラボした「富山ブラック」をお召し上がりいただき、「一度富山に行ってみようかな?」と思っていただけたら嬉しいです。富山には、私たちのお店以外にも50~60店舗ほど「富山ブラック」を提供しているお店があり、それぞれに個性があるので食べ歩きをして「富山ブラック」の違いを楽しむのも良いと思います。ぜひ富山にも足を運んでいただけると嬉しいです!
『麺家いろは』
創業者 栗原 清氏
『麺家いろは監修 富山ブラック』予告編
1月23日(木)より先行販売スタート!!
下記の店舗にて先行販売いたします。
各店舗の地図は「SHOPリスト」よりご確認できます。
・荻窪西口店(東京都)・多摩センター店(東京都)
・中野坂上店(東京都)・洋光台駅前店(神奈川県)
・中山駅前店(神奈川県)・東領家店(埼玉県)
・ニッケコルトンプラザ店(千葉県)・南行徳駅店(千葉県)
※予告なく変更になる場合がございますので、予めご了承ください。