近畿地方の紀伊半島西部に位置する和歌山県は海と山の魅力が溢れる地域です。海では、関西屈指のリゾート地として親しまれている白浜、黒潮にのったマグロ、カツオなど豊富な海産グルメ。また、山間部には世界遺産にも登録されている『高野山』『熊野古道』があることから世界各国からの観光客が数多く訪れています。そして温暖な気候を活用した果物の栽培が活発に行われ、みかん・はっさく・梅などが有名な地域です。
唐から戻った弘法大師・空海が今から1200年前に開いた標高約900mの高さに位置する真言密教の聖地。117の寺院があり今日においては日本国内はもとより海外からも多数の観光客が訪れ、実際に宿泊して修行体験をしたり、精進料理なども味わうことができます。
熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)を始めとする紀伊半島の聖地を結んでいる巡礼道の熊野古道は熊野三山とともに世界遺産に登録されています。ちなみに日本の観光の始まりは巡礼の旅で、起源は“熊野詣(くまのもうで)”であるそうです。
日本三古湯の一つとして名高い白浜温泉、円月島・三段壁などの絶景、そして新鮮な海産グルメが満喫できるなど、関西が誇る屈指のリゾート地、それが白浜。そして日本のワイキキとも称される白良浜は夏には60万人以上もの海水浴を楽しむ人々で溢れる白砂ビーチ。
和歌山中華そばはもちろん、ラーメン文化を始めとする日本の料理を語る上で欠かせない調味料と言えば「醤油」ですが、実は醤油が最初に日本で作られた地が和歌山県であるそうです。鎌倉時代に、中国の宋で修行を積んだことのある僧侶が日本に持ち込んだ「金山寺味噌」から生まれたのが、今日まで続く日本の醤油の始まりとされ、和歌山県の中部西岸に位置する湯浅町が「醤油発祥の地」とのことです。今日では名だたる醤油会社が千葉県に点在しますが、湯浅の漁民が、その昔移り住み、その際に醤油の文化も伝わったものとされています。
※諸説あります
『和歌山の中華そばのお店では、テーブルやカウンターの上に箸や胡椒と一緒に、鯖で作った『早すし』や『太巻き』『茹で玉子』などが置いてあるのが普通なんですよ。お客さんは、中華そばを注文して待っている間に、自分でそれらを手に取って好きな分だけ食べるんです。そして、最後に自己申告制で自分が食べた分を店員に伝えてお会計を済ますんですよ。お客さんとのそんなやり取りも和歌山の中華そばのお店ならではの特長なんですね。』と店主の井出さんは語る。
※らあめん花月嵐では「和歌山中華そば井出商店」販売期間中において「早すし」の販売は行いません。
和歌山中華そば発祥の地である、和歌山市では、戦前から屋台の中華そばは庶民に広く愛されていたそうです。和歌山市の近くには、日本の醤油の発祥の地とされる湯浅もあったりと食材の流通が発達している地域だったそうです。
地元では長年、『中華そば』の愛称で親しまれてきましたが、「井出商店」が一躍、その存在を日本中に知らしめたことをきっかけに、テレビ・雑誌等の登場も増え、カップ麺も作られるなど全国で注目を浴びるなか、1990年代以降は『和歌山ラーメン』の名前が徐々に広がっていくようになりました。今日では、その伝統の味に更なるアレンジを加えようと試みる若手ラーメン店主の台頭や、海外から本場の和歌山中華そばを求めるラーメンフリークの観光客も急増中という、多くのファンに愛され続ける和歌山中華そばです。
※諸説あります
『和歌山中華そば井出商店』本編
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