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「嵐げんこつらあめん黒武者」編 レポート1

あの『嵐げんこつらあめん黒武者』が4年の時を経て復活!
今明かされる『黒武者』の開発秘話とは…??

話は今から4年前にさかのぼります

若かりし花月嵐ラーメンマエストロ達は苦悩していた…。

彼らが取り組んでいたのはらあめん花月嵐の期間限定商品の中でもNo.1の人気を誇る
『嵐げんこつらあめんBLACK』の改良版を開発せよという大変難しい課題だった。

しかしすでに完全の域に達していたBLACKを超えるラーメンを創り出すのは至難の技であった。
フジサキ「なんか違う…」

伝説のマエストロ 鬼田ひろし(当時の2人の上司)
「こんなラーメンが客に出せるかー!!!!」
イノウエ&フジサキ「もう一度出直してきます〜(泣)」

フジサキ「はあ……どうしたらいいんでしょう?」

フジサキ「何をやっても鬼田さんには認めてもらえないし」「この仕事向いてないのかな…」
と日本酒を手酌しながら。

イノウエ「BLACKを超えるってのはさすがに無理だよなあ…」
そこへ「はい!!刺身盛り合わせお待ちどう!!」

マスター「ちょっとサービスしといたからこれ食って元気出しなよ!!」
「いただきます!」

イノウエ「うわ!マスター、この刺身醤油コクがあるね!!」
フジサキ「まろやかで醤油の味がよく刺身に絡みますね!」

マスター「そうだろ?俺の故郷・山口県柳井市名産の甘露醤油だからね!
2年以上かけてじっくり熟成させるから、独特の旨味が生まれるんだよ!」

フジサキ「醤油かあ…他にも全国にはいろいろな醤油があるんですかね?」

イノウエ「そ…そうか!!(と何かひらめく)」

イノウエ「日本全国の様々な醤油を集めてBLACKのタレと合わせるんだ!!」
フジサキ「えっ!?」

そうして彼らは日本全国から醤油をかき集め、あらゆる組み合わせを試みた末
最高の配合に辿り着いた!さらに厳選した食材と共に長時間煮詰めることで、旨味を凝縮した「黒武者ダレ」が完成したのだ!!

鬼田「これはもう「BLACK」とは似て非なるラーメンとして成立してるな!!」
こうして−

2007年12月に「嵐げんこつらあめん黒武者」として発売されたラーメンは
漆黒に輝く見た目とは裏腹に、どこか懐かしく優しい「和」を感じさせる独特の味わいが花月嵐ファンの心を掴み大好評となった!!

しかし、この「嵐げんこつらあめん黒武者」が後に劇的な進化を遂げることになろうとは
この時誰も知る由がなかった……!!!